田川地区広域環境衛生施設組合
組合長 永原 譲二
田川地区広域環境衛生施設組合は、田川市、香春町、添田町、糸田町、川崎町、大任町、福智町、赤村の8市町村で構成する一部事務組合であります。
これまで田川地区においては、3つの一部事務組合でし尿処理を行っていましたが「たがわは一つ」を合言葉に、この度、8市町村共同で事業をおこなっていくこととなりました。
快適で文化的な生活を営むために、清潔で明るく住みよい生活環境づくりは住民すべての願いであり、地方公共団体の共通の課題であります。
とりわけ、し尿処理は、私たちの生活に1日も欠くことのできない肝要なことであることから環境衛生施設の整備は最重要施策の1つとして取り組んでまいりました。
このたび、関係各位の温かいご理解とご協力のもと、平成30年10月に環境省の交付金事業として工事に着手し、以来およそ3ヶ年継続事業として建設を進め、ここに田川地区クリーンセンターが完成し、稼働する運びとなりました。本施設は、「標準脱窒素処理方式」に加え高度処理を採用し、放流水質の向上、臭気対策などに万全を期すなど近代化した設備を備えるとともに、周辺環境との調和のとれた施設建設に努めてまいりました。
今後、この施設の円滑な運営により、快適な環境づくりに大きく寄与できるものと確信しております。
最後に、本事業の推進、施設の施工にあたり、多大なるご理解とご協力を賜りました地元の皆様方をはじめ、関係各位に対しまして深甚なる感謝を申し上げ、ごあいさつといたします。